はるねやです。
いつもありがとうございます。
2022年1月末にEOS R5を買ってから1年経ちました。時の流れは早いですね。
バカみたいに高い商品を買ったのは、人生の中で1度もありませんでしたから、厳重に持ち抱えながら家に帰ったのが今でも記憶に残ってます。
今の心境を語らせてください。
【唐突な質問コーナー】
Q:はるねやさんは不審者なのでしょうか?
A:はい…はい?
EOS R5を買って以来、様々な場所で撮らせて頂いた。見返すと良き思い出が蘇る。
初めてのフルサイズカメラがEOS R5だったのはすこし出すぎた感じは否めなかったが、撮る楽しさを教えてくれたのは言うまでもない。流石愛されるカメラ。
しかし、同時にある事に悩まされていた。
「RFのLレンズを持ちたい。」
「EFよりRFの方が写りが良いし欲しい…」
「でもお金が無いし、EFで我慢しよう…」
そんな日々を繰り返し送ってきた。
恥ずかしながらお金がない僕は、仕事帰りにヨドバシカメラで展示品を触る。
これで物欲を満たそうとしていたのかは定かでは無い。何の変哲もない行為が、逆に物欲を底上げしてしまう事を、僕は気づかなかった。非常に盲目だった。
話は脱線するが、最近は鉄道より風景を撮る事に趣を感じる。R5を持ち始めてから、ダイナミックな風景写真の魅力に惹かれていった。どれも似たような構図ばかりな鉄道写真より、自由度高い風景写真が自分には合っていると感じた。
R5を購入した後に追っかけでEF24-70mm F2.8 L USMとRF50mm F1.8 STMを購入。2つのレンズも開放から非常にシャープな写りで、しばらくはそれで満足していた。これで充分だと思っていた。
ある日、私はとあるYouTuberの動画を見ていた。直接アカウント名の言及は避けるが、その人が撮った写真はシャープな写りはもちろんだが、背景ボケが絶妙にとろけている。非常に美しい写真ばかり。羨ましくなる。
僕もこんな写真を撮りたい。でも…
キヤノンRFレンズは他社と比べてあまりにも高すぎる。つい最近も、値上がりしたばかりだ。
金銭面で戸惑いを隠せなかった僕を救った…いや、むしろ陥れた人がもう一人いる。
その人が発した言葉に、僕は絶句した。
「趣味のために死ねるじゃない、"趣味のために死ぬんです。"」
「カメラ・レンズを買うか、超買うか。」
僕はその言葉を耳にした途端、記憶が全て飛んだ。
既に我慢の限界に達していた。
もう我慢できない。
今まで理性をなんとか保とうと出来る限りの努力はしてきた。
…無情にも壊れてしまった。
気づいたら、目の前にはひとつのモノがあった。
それは人生において絶対にあってはならないモノ。
しかし、あってしまった。
残念なことに、後戻りできない。
既に退路は絶たれているからだ。いや、自ら絶っている方が正しいだろう。
自ら禁断のステージへ、足を踏み入れていく。
2/26 各方面に発表します。